あなたには最低限の食の常識はありますか?

寿司の基本!助六寿司の由来・語源は?!


稲荷寿司と太巻がセットになったお寿司のことを


 助六寿司


といいますが、なぜ助六寿司と言うんだろう?

今回はこのことについて、まとめてみました。


助六寿司の由来・語源は?

助六という名前は


 歌舞伎の世界から


来ています。歌舞伎の人気演目


 「助六由縁江戸桜(すけろくゆえんのえどざくら)」


の主人公の名前が助六というのですが、
この助六には愛人がいて、
彼女の名前が「揚巻」という名前の花魁(おいらん)でした。


彼女の名前の「揚」から油揚げを使った稲荷寿司、
「巻」から巻き寿司と洒落て、稲荷寿司と巻き寿司を
組み合わせたものを助六と呼ぶようになったそうです。

また、助六寿司は元々この演目で幕間に出された弁当だそうで、
その中身はもちろん「揚巻」という名前に由来した稲荷寿司と
巻寿司だったそうです。助六と揚巻は切っても切れない
関係のようですね。


助六由縁江戸桜はどんな話なの?

おおまかな あらすじ はこんな感じ↓

曾我五郎、十郎という兄弟が、親の仇の工藤祐経を討つために
源氏の宝刀「友切丸」を探していました。

それぞれ侠客と白酒売りに身をやつして江戸の吉原を探索します。

この時、曽我五郎は「花川戸の助六」として吉原に潜入します。
そこで助六の愛人だったのが遊女の「三浦屋の揚巻」という人。

そして、この揚巻に横恋慕する意休という者がいるのですが、
この意休が持っている刀がそれらしいと知って、
助六はわざと喧嘩を仕掛けます。


意休は助六が曾我五郎である事を知っていて、
ひそかに友切丸を抜いてみせ、
源氏を裏切って平家につくよう促します。

しかし、助六はそれに応じず、
意休を倒して刀を手に入れるというお話です。


読んでいて


 「んっ?」


と思った方もいると思います。


 「江戸時代なのに源氏とか平家がうんぬん…?」


実はこの仇討の話は有名で観客にはわかりきった話だったようで、
観客を飽きさせないように曾我五郎という鎌倉時代の武士を、
上方で評判をとった揚巻助六をモデルに、
吉原の侠客にしてしまうという破天荒なストーリーとのこと。


しかし、これがわかる人は江戸の町では
「粋」という風に捉えられていたようです。


調べてみて歌舞伎にもちょっと興味がわきました。
すしの名前にも、いろんな歴史を感じられます。

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プロフィール

rino

Author:rino
料理やお酒の知識が足りないことで、いろいろな場面で恥をかいてしまう自分がいる。。。「少しでも知ってたら、恥をかかずに済んだのにっ!」、そんな苦い経験をなくすために、食についていろいろと学んだことを書いていきます。少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。

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